GLP-I Global Leadership Summit 2025Aを開催しました

2025年10月18日（土）、グローバル教育センターの「グローバルリーダー育成プログラム-I（GLP-I）」における学生成果発表会として、Global Leadership Summit 2025A を開催しました。

GLP-Iは、2024年度に開始した東京大学のすべての学部学生に開かれたプログラムです。相互に連関する多様な学びを通して、次世代のグローバルリーダーを育成し、より良い社会の構築を目指しています。Global Leadership Summit （以下、Summit）は、学生たちがGLP-Iにおける学習の集大成を発表する場として位置づけられており、2025年度10月の今回は記念すべき第1回目となりました。

今回のSummitでは、GLP-Iの構成要素のうち 「Global Leadership Course (GLC-I：リーダーシップ基礎）」の履修、学生主導型の学習プロジェクト「Global Capstone」、そして海外体験である「Global Experiences」を終えた学生10名が登壇し、成果を発表しました。当日は、 グローバル教育センターの教育プログラムにご支援をいただいている企業・団体・個人のご支援者様 、GLP-I参加中の学生、センターの教職員に加え、同日に開催された東京大学ホームカミングデイの参加者を合わせて約40名にご来場いただきました。

Summitは、矢口祐人グローバル教育センター長の挨拶で始まりました。続いて、寄付企業のご参加者様から、次世代のグローバルリーダーに向けたメッセージを頂戴しました。学生たちは、「Exploring Partnerships for Sustainable Development」や「A Case Study in the UAE on Sustainable Urban Development」、「Roots of Sustainability: Forest Conservation in Indonesia and Japan」といった多岐にわたるテーマで、能動的な探求と実践、そして学術的な調査の成果を含んだ発表を行いました。

イベント終盤には、GLP-I担当教員およびご支援者様による投票にもとづき、「The Audience Impression Award」「The SDGs Prize」「The Global Leadership Prize」という3つの賞が選ばれました。さらに、Summitでの発表をもってGLP-Iを修了する2名の学生を対象に、修了のセレモニーを執り行いました。

最後に、中尾まさみグローバル教育センター副センター長から、Summitを終えた後に見える新たな景色の中から、グローバルリーダーとしての自分らしい道を切り開いてほしいという力強いメッセージが贈られ、本イベントは締めくくられました。ご参加、ご支援くださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。