Global Liberal Arts Courses グローバル教養科目

お知らせ

グローバル教養科目とは

矢口祐人先生

グローバル教養科目は2023年に創設されました。
交換留学生を含む本学学生が、現代社会が直面する喫緊の課題を英語で学ぶ授業であり、特に「SDGs」(持続可能な開発目標)に関するトピックを扱います。

SDGsは2015年に国連で採択され、2030年までに貧困を撲滅し、地球環境を守り、すべての人びとが平和で豊かな暮らしを築くことのできる社会を目指しています。 とはいえ、今日の世界が直面する環境破壊、気候変動、悲惨な戦争をはじめとするさまざまな社会的対立を考えると、これはあまりに難しい目標にも見えるでしょう。

しかし、SDGsに挙げられている事項は、現代の社会に生きる私たちがほんとうに必要としているものばかりです。 目標が大きいからといって、あきらめるわけにはいきません。グローバル教養科目はこれらの重要な課題を、学生ひとりひとりが深く省み、 その考えを適切に表現できることを目指します。また、SDGsに関してのみならず、英語で明確に、説得力をもって自分の意見を述べられるようにします。

SDGsは多くの分野にまたがるものですから、グローバル教養科目で扱うトピックも分野横断的で学際的な内容になります。 学問や国境などのあらゆる境界を越えて、持続可能な未来についてみなさんで真剣な対話をしてください。

ぜひ、グローバル教養科目を履修し、活用してください。私たち教員一同、授業でみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。

矢口祐人
グローバル教育センター長
東京大学副学長

グローバル教養科目の紹介動画

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