Dialogue at UTokyo GlobE #11(Michelle Baron氏 (日産自動車常務執行役員)と林香里理事・副学長との対談イベント)が開催されました
2024.11.07
2024年10月28日(月)18:00から、Dialogue at UTokyo GlobE #11として、 Michelle Baron氏(日産自動車常務執行役員(グローバル人事マネジメント、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン 担当))と学生、林香里理事・副学長との対談イベントが開催されました。本イベントの前半では、伝統的に男性優位の自動車業界において複数の国で働いた経験を持つBaron氏が、多様でインクルーシヴな勤務環境をつくる重要性について、自身の経験と実際に日産自動車が行っている取り組みを踏まえてお話しされました。「Unleashing Power of Diversity in International Workplace」として、日産自動車というグローバル企業での実例を交えた講演は、企業経営におけるDiversity, Equity, and Inclusion (DEI)の重要性のみならず、個人のキャリア形成にとってもDEIを重視する組織を選ぶことが重要である、といったメッセージを通して、参加した学生たちの指針になるものでした。
後半では、本学の国際・ダイバーシティ&インクルージョン担当の理事・副学長である林香里教授との対談を行いました。続いて行われた参加者とのQ&Aセッションでは、DEIを広めることの難しさ、グローバルな文脈でのDEIへの取り組み、いわゆる“ガラスの天井”への対応など、様々な質問が寄せられ、それぞれに熱心にお答えいただきました。
Dialogue at UTokyo GlobE: 本学のグローバル教育の一環として、学生が世界の著名なリーダーとの対話を通して国際理解を深め、グローバルな視座を広げるための対話シリーズ。海外からのゲストと本学総長・理事らが学生と対話する形式を基本とする。