Dialogue at UTokyo GlobE ＃10（カブリ財団会長・ハーバード大学名誉化学教授 Dr. Cynthia M. Friendとの対談イベント）が開催されました

2024年10月4日（金）18:00から、Dialogue at UTokyo GlobE ＃10として、 Cynthia M. Friend氏と学生、林香里理事・副学長、村尾美緒理学系研究科教授との対談イベントが開催されました。

本イベントの前半では、人口わずか300人弱の小さな町で生まれ育ったというフレンド氏が、ハーバード大学にて女性として初めて化学・化学生物学部の教授・学部長に就任されたご自身のユニークな軌跡について、「科学の世界での旅路を描く」と題した講演を行いました。どんな背景を持っていても成功できること、そして一人で目標を達成するのではなくチームが重要であることなどのメッセージを通して、これから活躍する若い世代を励ますような内容でした。

後半は、それぞれ現役で活躍する女性研究者であるフレンド氏と林理事、村尾教授の対談を行い、続いて約80名の本学学生とのQ&Aセッションが行われました。研究者としてのライフワークバランスの考え方、研究のモチベーションの保ち方から今後の科学の発展に関する見方に至るまで幅広い質問に熱心にお答えいただきました。

Dialogue at UTokyo GlobE： 本学のグローバル教育の一環として、学生が世界の著名なリーダーとの対話を通して国際理解を深め、グローバルな視座を広げるための対話シリーズ。海外からのゲストと本学総長・理事らが学生と対話する形式を基本とする。