Global Experiences and Scholarship
海外体験と奨学金
海外体験(Global Experiences)
概要
海外体験(Global Experiences)は、GLP-II (TLP) を修了するための必須要素の一つです。Global Experiencesは、海外での体験を通じて、GLP-II (TLP) の目的である高度な言語運用能力と文化理解をさらに深いものにする機会です。
海外体験に取り組む上での注意事項
GLP-II (TLP) の海外体験に取り組む上での注意事項です。特に、2点目について、英語で実施されるプログラムの場合は、言語学習(その言語「を」学ぶ)がプログラムに含まれないものは認定対象外なので、注意してください。
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認定対象となるカテゴリのいずれかに該当するプログラムであること。
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専用フォームから認定を申請し、プログラム参加後に修了レポートの提出・受理をもって、GLP-II (TLP) の修了要件として最終的に認定される。
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参加するプログラムが、GLP-II (TLP)として一貫して取り組む言語(ドイツ語・フランス語・中国語・ロシア語・スペイン語・韓国朝鮮語の6言語のうちいずれか)「で/を」学ぶ海外渡航を伴う体験やプログラムであること。(以下の【例】参照)
【例】
GLP-II (TLP) として取り組む言語がドイツ語の場合
認定対象
・ドイツ語で実施される海外渡航を伴うプログラム
・ドイツ語を学ぶ海外渡航を伴うプログラム(実施言語は一部英語、一部ドイツ語など)
GLP-II (TLP) として取り組む言語がドイツ語の場合
認定対象
・ドイツ語で実施される海外渡航を伴うプログラム
・ドイツ語を学ぶ海外渡航を伴うプログラム(実施言語は一部英語、一部ドイツ語など)
認定対象外
・ドイツ語学習がプログラムに組み込まれていないプログラム(英語実施のものなど)
・ドイツ語学習がプログラムに組み込まれていないプログラム(英語実施のものなど)
海外体験として認定されるプログラムのカテゴリ
GLP生専用の独自の海外渡航プログラムが用意されているのではなく、東京大学が提供する各種海外派遣プログラムなど、幅広いカテゴリの中から学生が参加したものを、一定の要件に基づきGLPの修了要件として認定します。具体的には、以下のカテゴリにあてはまる活動が認定対象となります。
※インテンシヴ[高度]研修:教養学部前期課程において、総合科目 L 系列のうち大科目名「国際コミュニケーション」の「初級(インテンシヴ)〔高度〕」履修者を主たる対象として実施される海外研修プログラム
※インテンシヴ[高度]研修:教養学部前期課程において、総合科目 L 系列のうち大科目名「国際コミュニケーション」の「初級(インテンシヴ)〔高度〕」履修者を主たる対象として実施される海外研修プログラム
- a. インテンシヴ[高度]研修
- b. 全学交換留学(USTEP)又は部局間交換留学
- c. グローバル教育センター(GlobE)が担当する短期海外派遣プログラム
- d. 東京大学での所属学部等が提供する海外渡航プログラム
- e. 海外渡航を伴う東京大学の正規課程の授業科目(グローバル教養科目は除く)
- f. 上記以外で、海外大学や語学教育機関が提供する学生向け短期留学プログラムなど海外渡航を伴う国際的な体験で、学生が認定申請するもの
奨学金について
注意
海外体験への奨学金の支給を希望する場合は、必ず事前申請し、海外体験の対象プログラムである事について承認を得る必要があります。過去に参加したプログラムや、プログラム参加後に申請した場合は奨学金は支給されないので注意してください。
尚、海外体験のカテゴリb(全学交換留学(USTEP)又は部局間交換留学)は、海外体験としては認定されますが、奨学金の支給対象外です。
支給内容・支給制限
支給内容
海外体験に参加する際、受給資格を満たしている事と、奨学金の対象プログラムである事をもって、奨学金へ申請する事ができます。奨学金は、国・地域に応じて8万円から12万円の範囲で支給されます。国・地域ごとの金額一覧表は、本項末尾の「国・地域ごとの月額奨学金の一覧はこちら」から。
支給制限
カテゴリb(全学交換留学(USTEP)または部局間交換留学)を海外体験として申請する場合、奨学金の支給対象にはなりません。
※海外体験としては認められますが、奨学金の支給はありません。
※海外体験としては認められますが、奨学金の支給はありません。
併給制限
他の奨学金が併給を認めているならば、併給可能です。
ただし、GLP-I Global Experiences奨学金との併給はできません(同一プログラムに対して、GLP-IとGLP-II (TLP) の奨学金の併給は不可)。
ただし、GLP-I Global Experiences奨学金との併給はできません(同一プログラムに対して、GLP-IとGLP-II (TLP) の奨学金の併給は不可)。
受給資格
支給要件は、大きく以下の2点になります。受給資格を満たしているかは、奨学金申請時に確認されます。
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GLP-II (TLP) への参加意思の表明
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GLP-II (TLP) の修了要件となっている単位の取得状況
1.GLP-II (TLP) への参加意思の表明
奨学金の受給を希望する場合は、海外体験終了後も、継続してGLP-II (TLP) 修了要件となっている授業科目の単位を取得し、GLP-II (TLP) 修了を目指す事を申請時に確認します。
2.GLP-II (TLP) の修了要件となっている単位の取得状況
前期課程に在籍している学生と後期課程に在籍している学生とでそれぞれ要件が異なります。
GLP-II (TLP) の修了要件の詳細は"GLP-II (TLP)への取り組み方"を確認してください。
【前期課程生の場合】GLP-II (TLP) の修了要件の詳細は"GLP-II (TLP)への取り組み方"を確認してください。
総合科目L系列の大科目名「国際コミュニケーション」の「外国語初級」「外国語中級」「外国語上級」のうち、GLP-II (TLP)として一貫して取り組む言語(ドイツ語・フランス語・中国語・ロシア語・スペイン語・韓国朝鮮語の6言語のうちいずれか)の授業科目を4単位以上取得しているか、2単位取得かつ2単位以上単位取得見込み(≒履修中)である事。
【後期課程生の場合】
以下に掲げる授業科目から4単位以上取得しているか、2単位取得かつ2単位以上単位取得見込み(≒履修中)であること。各授業科目は、GLP-II (TLP)として一貫して取り組む言語(ドイツ語・フランス語・中国語・ロシア語・スペイン語・韓国朝鮮語の6言語のうちいずれか)の授業科目であることが必要。
英語で実施されるGLAは2単位までしかカウントできない。
・GLP-II (TLP)として取り組む言語で実施されるグローバル教養科目(GLA)
・GLP-II (TLP)として取り組む言語のグローバル教養言語科目(L-GLA)
・その他GlobEが指定する後期課程科目
・英語で実施されるグローバル教養科目(GLA)
支給にあたってのルール
- 奨学金は、プログラム終了後の事後支給となります。プログラム終了後に、体験レポートの提出と振込書類の提出後、振込手続になります。
- 事前に申請せずに参加したプログラムや、過去に参加したプログラムに対しては支給されません。
- 振込時期の指定や事前支給など、個別の事情に応じた対応は行いません。
海外体験の認定申請・奨学金の申請(準備中)
海外体験(Global Experiences)として認定されるためには、専用のフォームから事前申請が必要となります。専用フォームは2026年1月を目途に公開予定です。
2026年の春季(2026年2月から3月末)に実施されるプログラムへの参加を検討している場合は、事務局までメールでご連絡ください。
【GLP-II (TLP) 事務局】
東京大学本部国際教育推進課国際教育チーム
2026年の春季(2026年2月から3月末)に実施されるプログラムへの参加を検討している場合は、事務局までメールでご連絡ください。
【GLP-II (TLP) 事務局】
東京大学本部国際教育推進課国際教育チーム