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Dialogue at UTokyo GlobE #15(グローバル・コミュニケーション担当国連事務次長Melissa Fleming氏との
対談イベント)が開催されました
2025.06.03
2025年5月29日(木)に、Dialogue at UTokyo GlobE#15として、メリッサ・フレミング氏(グローバル・コミュニケーション担当国連事務次長)、藤井輝夫総長、林香里理事・副学長との対談イベントが開催されました。本イベントの前半では、「Communicating climate change in an age of disinformation」と題したフレミング氏の講演が行われ、日本の事例も交えながら、気候変動に関する誤情報に惑わされず、正確な知識を得ることの重要性についてお話しいただきました。正しい情報に基づいた理解と行動が、未来の気候と環境の保全につながるというメッセージが参加者に強く印象づけられました。
後半では、藤井輝夫総長と林香里理事・副学長を交えた対談が行われ、気候変動への取り組みにおいて、政治的アプローチと日常生活における行動との間にあるギャップをいかに埋めるかについて活発な意見交換がなされました。大学が果たすべき役割や若い世代が持つ可能性についても議論が深まりました。
参加学生からも、少子化の時代においても、若い世代にできることは何かといった問いや気候変動対策にどのように主体的に関わっていくべきかなど、様々な質問が寄せられ、フレミング氏との対話を通じて、個人の行動がもつ力や、日常生活の中でできる取り組みの重要性が共有され、参加者にとって気候変動への理解と意識を深める貴重な機会となりました。
Dialogue at UTokyo GlobE:
東京大学グローバル教育センター(GlobE)が主催する、本学のグローバル教育の一環として、学生が世界の著名なリーダーとの対話を通して国際理解を深め、グローバルな視座を広げるための対話シリーズ。海外からのゲストと本学総長・理事らが学生と対話する形式を基本とする。








