世界と対話しよう:東京大学グローバルリーダー育成プログラム (GLP) +関連外国語説明会を開催しました

2025.03.21
2025年3月14日(金)に、イベント「世界と対話しよう:東京大学グローバルリーダー育成プログラム (GLP) +関連外国語説明会」を開催しました。本イベントは、新入学予定学生とその保護者、在学生を対象に、東京大学のグローバルリーダー育成プログラム(Global Leadership Program(GLP))およびこれに関連する外国語学習について説明する機会として開催されました。

このイベントは、全体司会をグローバル教育センターの細川尚子特任講師が務め、林香里理事・副学長のウェルカムメッセージで始まりました。第一部の、矢口祐人グローバル教育センター長と同センター吉原真里教授の対談では、二人が自らの学生時代の経験を振り返りながら、学生が安心して自分らしくいられる「コンフォート・ゾーン」を大学で見つけることの大切さに加えて、そこから踏み出して「コンタクト・ゾーン」で異質なものと出会うことで生まれる変容や成長について、参加者と共に語りました。東京大学が提供する留学・国際教育の機会を紹介し、「コンタクト・ゾーン」に踏み出してみようと、学生の背中を押す内容でした。 

第二部では、グローバル教育センターの小原優貴准教授とサム・バンキン講師がGLP-Iについて紹介しました。単一の答えがないグローバルな課題を理解し、より良い社会の構築に必要なリーダーシップを身につけるために、GLP-Iがどのような学びの機会を提供しているのか、世界の現状に関するクイズも交えた説明がなされました。グローバルリーダー育成プログラム-I(GLP-I)の参加学生も登壇し、自らの体験を交えた大学内外での国際的な活動の紹介や、ディスカッションベースの授業のデモンストレーションを通じて、新入学予定学生たちにGLP-Iの魅力とアドバイスを伝えてくれました。

第三部では、まず中尾まさみグローバル教育センター副センター長によってグローバルリーダー育成プログラム-II(トライリンガル・プログラム(GLP-II(TLP))の概要が紹介された後、教養学部の寺田寅彦副学部長による初修外国語教育についての説明が行われました。そして、GLP-II(TLP)において各言語を実際に教える教員が、その言語を学び、文化について知ることの魅力を参加者に伝えました。またすでにその言語を学んでいる学生も登壇し、教員とのデモンストレーションを通じて約1年半の学習の成果を披露し、新入学予定の学生に目標を示しました。

説明の前後には、各言語とグローバル教育センターが設けたブースで個別相談会が行われ、参加者からの質問に教員や学生たちが丁寧に回答しました。

イベント詳細はこちらのページをご覧ください。
https://globe.u-tokyo.ac.jp/ja/news/news_20250314event.html
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