Dialogue at UTokyo GlobE #13(塩田周三氏(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役)対談イベント)を開催しました
2025.01.20
2025年1月15日(水)に、Dialogue at UTokyo GlobE#13として、塩田周三氏(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役)と吉原真里教授(グローバル教育センター)の対談イベントを開催しました。モデレーターはDipesh Kharel講師(グローバル教育センター)が務めました。本イベントは、「Animation as Art and Business in the Global Age」というテーマのもと、塩田氏と吉原教授との対談、ならびに、登壇者と参加者との対談・質疑応答の形式で実施しました。
イベントの前半では、塩田氏の経歴や、日本のアニメーションが世界的な注目を集めるに至った過程、アートおよびビジネスとしてのアニメーションのグローバルな事業展開など、幅広くお話しいただきました。塩田氏が日本・アメリカの両国で育ち教育を受ける中で抱いた驚きや葛藤、日本の伝統的な企業への就職後にデジタルアニメーション制作の世界に飛び込んだ経験、さらには「グローバルとは何か」という大きな問いに至るまで、吉原教授との対談を通じて貴重なお話の数々を伺うことができました。
後半は参加者との対談・質疑応答に移り、大きく異なる複数の環境での教育・就業を経験した塩田氏のこれまでの様々な決断の背景や、AI時代におけるデジタルアニメーション制作に関する見解など、参加学生から多岐にわたる質問が寄せられました。イベント終了後にも多くの学生が塩田氏を囲み質問する様子が見られ、リラックスした雰囲気の中、アニメーションに興味のある学生やグローバルなキャリアに関心のある学生たちにとって非常に実りの多い時間となったことがうかがえました。
Dialogue at UTokyo GlobE:
本学のグローバル教育の一環として、学生が世界の著名なリーダーとの対話を通して国際理解を深め、グローバルな視座を広げるための対話シリーズ。海外からのゲストと本学総長・理事らが学生と対話する形式を基本とする。