中尾 まさみ

東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学

東京生まれ。2022年3月までは、大学院総合文化研究科地域文化研究専攻に所属し、大学院・後期課程で英語圏の文学や文化についての講義・演習を行ったほか、1，2年生の英語の授業を担当するとともにカリキュラム設計・改革に携わってきました。私の研究関心は、英語圏、とくにイギリス帝国の植民地支配により先住民の言語と英語がバイリンガル構造を持つに至った文化・社会において英語で詩を書くことの含意を考えることで、主にアイルランド、スコットランド、アオテアロア ニュージーランドの詩人たちを研究対象としています。著書に、『英語圏の現代詩を読む—語学力と思考力を鍛える12講』(2017)、『文学都市ダブリン—ゆかりの文学者たち』（共著、2017）、Writing at the Edge of the Universe (共著、2004) など。https://researchmap.jp/m_nakao

大きな変化が相次ぎ、未来への展望が不透明なこの時代に生きる私たちは、グローバル･シチズンとして何ができ、何をすべきでしょうか。大学は、それをじっくり考えるのに適した場です。異なった文化背景をもつ学生どうしが出会い、ともに考え、語り合い、互いによき隣人となろうと努力するのは、楽しい経験です。そうした機会を提供するために、グローバル教育センターはさまざまなプログラムを用意していますので、ぜひ積極的に活用してください。