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特任講師

ベンジャミン・ブリーデン

Benjamin Breeden

専門分野 :
古脊椎動物学、安定同位体地球化学、初期恐竜の進化、三畳紀ージュラ紀の古環境、日本の脊椎動物化石記録
Email :
bbreedeng.ecc.u-tokyo.ac.jp

学歴

ユタ大学大学院地質学・地球物理学科 博士(地質学)
テキサス大学オースティン校大学院地球科学科 修士(地球科学)
メリーランド大学カレッジパーク校地質学科 卒業(地質学)

プロフィール

私はアメリカ東海岸のメリーランド州ボルチモア郊外で生まれ育ちました。子どもの頃から自然史博物館や動物園、水族館、公園へ行くのが大好きで、家族旅行ではアメリカ各地の自然や国立公園を訪れました。そうした経験を通して、自然や地球史に興味を持つようになり、その中でも特に古生物学に夢中になりました。

高校卒業後はメリーランド大学に進学し、地質学を専攻しました。地球化学の研究を行う一方で、生物学もたくさん学び、近くにあるスミソニアン国立自然史博物館では古生物学部門のインターンも経験しました。この頃から、化石だけでなく地球化学のデータも組み合わせて、生物と環境がどのようにともに変化してきたのかを研究するようになりました。

大学院では、毎年アメリカ南西部のコロラド高原で何か月も恐竜などの脊椎動物化石を発掘する生活を送りました。テキサス大学オースティン校では初期の装盾類恐竜を研究して修士号を取得し、その後ユタ大学の博士課程へ進学しました。その頃に山口県でフィールドワークを行う機会をいただき、下関市北部における古生物や地球化学の研究を始めました。この研究が博士論文のテーマとなり、日本列島の化石記録や地質に深く魅了されるようになりました。

2022年に日本へ移り、国立科学博物館と東京大学理学部でポスドクとして研究を続けました。研究だけでなく、教育や学生指導、アウトリーチ活動にも力を入れてきました。また、日本の博物館や出版物の英語監修を務めたり、日本古生物学会の英文学術誌『Paleontological Research』の英語編集者を担当したりしています。

2026年からは東京大学グローバル教育センターに所属してGLA科目群を担当するとともに、教養学部前期課程のALESS/ALESAプログラムでも教えています。研究の楽しさを伝えることはもちろん、英語で考え、伝え、世界で活躍できる力を学生の皆さんに身につけてもらいたいと思っています。

休日はドラムを叩いたり、日本語を勉強したり、自然の中で過ごしたりするなど楽しく過ごしています。

学生へのメッセージ

地球の歴史は、私たちの足元にある岩石や化石に刻まれています。それらは、大昔に起きた大きな環境変動に対して、生物がどのように反応してきたのかを示す貴重な証拠です。岩石や化石の記録から学ぶことで、私たちは現代が直面している地球規模の環境問題や社会的課題をより深く理解し、未来に向けてより適切な判断を下せるようになるでしょう。

このテーマに興味のある方は、ぜひ私のGLAコースに参加してください。一緒に化石の記録を探ってみましょう!
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