小原 優貴

京都大学大学院教育学研究科（修士）
京都大学大学院教育学研究科（博士）

幼少期より、世界各国の留学生たちと「家族（ホストファミリー）」として暮らし、世界には自分とは異なる習慣や価値観を持つ人びとがいること、そうした差異に関わらず、私たちは様々な感情や経験を共有できることを学ぶ。高校・大学時代に交換留学生として北米に留学。大学時代には、フィリピンの国際NGOでの短期国際研修に参加し、高い専門性と行動力を持って地域の問題解決に取り組む女性たちの姿に感銘を受ける。民間企業で数年間、プロジェクトマネジメント業務に従事した後、グローバルサウスの代表格であるインドの「多様性と格差/不平等」に関する研究に取り組む。特に、教育における国家と非国家アクター（企業、NGO/NPO、起業家、学習塾、コミュニティ等）の役割・相互連携や、教育の国際化とリーダーシップ育成の国際的動向に関心を持つ。GlobEでは、グローバル教養科目（Global Liberal Arts Courses）の統括を担当。二児の母。

GlobEは、変化する社会のグローバルな課題について、専門・文化的背景の異なる仲間と共に学び、新たな出会い、発見、探求を通じて、自らと世界との繋がりについて理解を深める様々な機会を提供しています。国境を越えた交流が加速化する今日、多様な考え方や価値観に触れ、自らの常識を問い直し、視野を広げることは、社会のどのような場面においても役立つことでしょう。皆さん一人一人が、これらの経験を自らの成長の糧としてリーダーシップを発揮し、グローバル化する社会に貢献することを願っています。