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特任講師

吉岡 ラファエラ

Rafaela Yoshioka

専門分野 :
移民研究、トランスナショナリズム、生涯学習、移民のエンパワメント、在日ブラジル人

学歴

Ph.D. in Education, The University of Tokyo
M.A. in Education, The University of Tokyo
B.A. in International Relations, Kyoto Sangyo University

プロフィール

私は日系4世のブラジル人で、2歳の時に来日し、滋賀県で育ちました。
移民として日本で育った自身の経験を出発点に、移民が安心して学び、働き、自分らしく生きていける社会の実現を目指し、教育活動、キャリア支援、研究に取り組んでいます。

主な研究テーマは、日本における移民の教育機会と社会参加に関するもので、とくに経済的・制度的な制約から教育へのアクセスが限られる移民が、出身国やエスニック・コミュニティのノンフォーマルな教育資源を活用し、資本を形成しながらウェルビーイングを高めるプロセスの解明を目指しています。

また、研究にとどまらず、実際に移民の若者を対象にした進学・キャリア支援プログラムも運営しており、進路相談や奨学金の応募支援、日本の大学に関する情報提供などを通して、一人ひとりが自信をもって未来を描けるよう伴走しています。

2025年より東京大学グローバル教育センターの特任講師として着任し、主にTokyo Forumに関わる業務を担当しています。多様性を尊重する社会づくりに関心を持つ学生たちと対話を重ねながら、教育を通じて社会を変えていく可能性を日々実感しています。
 

学生へのメッセージ

授業やフィールドワークを通して、多文化共生社会をみなさんと一緒に築いていけることを心から楽しみにしています。

みなさんと年齢も比較的近い(と思う)ので、勉強や留学、将来のことなど、どんなことでも気軽に相談してください。みなさんの挑戦を全力で応援しています。
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