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特任講師
オーロラ・サイ
Aurora Tsai
- 専門分野 :
- Applied linguistics, critical language education, decoloniality, raciolinguistics
- Email :
- amtsai g.ecc.u-tokyo.ac.jp
学歴
修士号・第二言語学・ハワイ大学マノア校
博士号・第二言語習得論・カーネギーメロン大学
博士号・第二言語習得論・カーネギーメロン大学
プロフィール
サイ・オーロラと申します。研究テーマは人種、言語、いわゆる「ハーフ・ダブル・ミックスルーツ」等と呼称される人のアイデンティティ、批判的教育学などです。批判的応用言語学者として、特に、人種言語学(raciolinguistics)の視点から、言語がアイデンティティを交渉する手段としてどのように使われるのかに関心があります。そして、言語が日常会話やメディアでどのように差別を正当化し、民族・人種およびジェンダーの不平等を助長しているかを調査しています。
私の研究では、ミックスルーツの個人が1) どのような言語的と人種的イデオロギーに直面しているのか、2) それに対してどのようなストラテジーで自身のアイデンティティを交渉しているか、3) またその過程でどのようなシステミックリスク(systemic risk)*を考慮しているかについて調査してきました。
現在進行中のプロジェクトの一つでは、ミックスルーツの個人が、自身の継承言語スキルに対する恥ずかしさや自信のなさに対する「対話的コレクティブ・ヒーリング(collective healing)」(Grills et al., 2016)を調査しています。また別のプロジェクトでは、ミックスルーツの個人が人種的マイクロアグレッションに対処し、それを無効化したり克服したりするためのストラテジー(microintervention strategies)を調査しています。
*制度/体制に根付いているアイデンティティ交渉に影響を及ぼす可能性のあるリスク(systemic risks)
私の研究では、ミックスルーツの個人が1) どのような言語的と人種的イデオロギーに直面しているのか、2) それに対してどのようなストラテジーで自身のアイデンティティを交渉しているか、3) またその過程でどのようなシステミックリスク(systemic risk)*を考慮しているかについて調査してきました。
現在進行中のプロジェクトの一つでは、ミックスルーツの個人が、自身の継承言語スキルに対する恥ずかしさや自信のなさに対する「対話的コレクティブ・ヒーリング(collective healing)」(Grills et al., 2016)を調査しています。また別のプロジェクトでは、ミックスルーツの個人が人種的マイクロアグレッションに対処し、それを無効化したり克服したりするためのストラテジー(microintervention strategies)を調査しています。
*制度/体制に根付いているアイデンティティ交渉に影響を及ぼす可能性のあるリスク(systemic risks)
学生へのメッセージ
I hope that students can recognize English as one of many tools to aid communication, gain information, understand new perspectives, and critically engage with various academic topics. In my courses, I provide many opportunities to engage in critical discussion related to topics on race, language, identity, and social inequality. I also provide opportunities for students to conduct research on these topics through various methodologies.